- 2008-12-02 (火)
ほれ、言ったとおりだろ!
何がって、去年の「月刊ラティーナ」ブラジル・ディスク大賞発表の際、僕がD2の「次作はさらにハードコア化?」と予想したことがですよ、エッヘン。
いや~、スゲーカッコいいっすよ、『A Arte do Barulho』マジで。渋谷タワレコで日曜日ゲットしましたが、その日のうちに4回かけました。
これぞヒップホップって感じ。1曲目からバンギン・チューン炸裂だ!最初にお断りしておくと、サンバ度はグッと下がりましたよ。
でも痛快にカッコいいね、コレは。
『A Procura da Batida Perfeita』はスゲーかっこよかった、勿論。ポップな作風で一気に各国で知名度を上げたと思うし、さらに『MTV Acustico』ではジェイZ with ザ・ルーツの『Unpluged』ばりに生演奏(しかもサンバ!)でヒップホップの魅力をブラジル国内、そして世界中の「ブラジル」をキーワードに音楽を聴いている非ヒップホップ・リスナーに伝えてくれたと思います。逆にUSヒップホップしか聴かないヤツにホント聴かせてあげたいです。ビビるはずだよ。
でも僕は『Meu Samba é assim 』の最後のハーコー・チューン聴いて、彼はそろそろもっとヒップホップ・オリエンテッドな事がやりたいんじゃないかな~?なんて感じちゃったんですよね。
で、今作だ。問答無用にカッコいいぜ!
ゲスト凄いよ。
セウ・ジョルジ、マルコス・ヴァーリ、ホベルタ・サー、タルマ・ヂ・フレイタスetc...。
この時点でヤバイよな。
あと収録時間が35分くらいしかないんですよ。それがイイ!
ていうかオリジナル・アルバムなんてそのくらいでいいんだよな、コンピだったら78分くらい欲しいけどさ。駄曲ナシの35分で充分ですよ。昔のLPもそのくらいだったワケだしさ。
さあさあ皆さんも早めにゲットして友人にも薦めよう。B-Boyの友達がいたら教えてあげよう。
そして!
来日公演を是非とも実現しようではありませんか!いぇ~い!
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