- 2012-09-28 (金)
今年の春、2回に渡って行ったプチ改装。
店の雰囲気もチョッピリ変わり、気分的にリフレッシュ!&皆様にもお褒めの言葉をたくさん頂きました。
しかし改装中は、、、それはもうドタバタ続き。
普段から計画性のないワタクシが棟梁なものですから、図面が合わない、工具壊れる、飲みすぎ、工期オーバー、予算オーバー(とはいえDIYなのでさほどかかっておりませんが。。。)と、もうシッチャカメッチャカ!
でもバイトのケンチ君や常連のお客さんたちと力を合わせたあの数日間はと~っても楽しかった。
思い出に残る工事になりました。
改装直後はバタバタしていましたが最近は若干時間にも余裕がでてきたので、いまさらですが工事の記録を残したいと思います。
レコード棚製作編
今回の改装ですが、まずはず~っと憧れていた天井まであるレコード棚の製作から始めました。
天井まであるレコ棚、本棚。。。う~ん男のロマンですな。
しかし、レコード棚といえば。。。コレクター・音楽愛好家の方を昔から悩ませている種の一つですね。
というのも、レコードのスリーヴは約33cmの正方形。
コレに合う棚がなかなかないんですよ。
特に見栄えのいい物となると選択肢はそんなにありません。
レコード専用カラーボックス『Lexbox』や、ディスクユニオンで売ってるレコ専用棚を使っている方が多いのかな。
実際今までBlen&自宅では『Lexbox』を積み重ねて収納していました。結構便利なんだよな。
しかし今回は天井までの棚!ということで悩みました。
買うか、作るか。。。
イケアのエクスペディットというシリーズがレコードとジャスト・サイズで見た目も良し、値段も手頃ということで最終選考まで頭の中に残っていました。
が、
棚のサイズ、収納力、予算を考えるとやはり自分で作ったほうがイイ!と判断し、自作を決意いたしました。
そうとなったら、まずは図面の作成です。
設置予定箇所はブレンの入って右側のデカい壁。
きっちり寸法を測り、割と緻密に(mm単位)線を引いていきます。
あーでもない、こーでもないとイメージを膨らませながら設計図が出来上がっていきます。
この設計図を作る作業にはとても時間がかかりました。書いては消して、サイズを測ってまた線を引いて。。。
しかしこの作業をキッチリやったことによって、後々の作業がとてもスムーズになりました。
設計図が正確でしっかりしてれば、現場ではその数字を信じて皆で組み立てマシーンになればいいだけですから。
この設計図の作成には2週間くらい費やしたと思います。
まあ、営業終了後にダラダラ飲みながらやってたので効率は悪かったかもしれませんね
そして必要な材料の買出しです。
組み立て作業に使える時間は日曜と月曜のわずか2日間。
そのためも木材の買出し、搬入は土曜日のうちに行いました。
大量の木材の切り出しはホームセンターにあらかじめ依頼しておきました。
今回使用する木材は、通称サブロクという1820mm×910mmサイズのラワン・ランバーコア合板。
この合板から設計図に沿って必要なサイズに切り出していく訳です。
僕も丸ノコを(何故か)2台持っているので、何なら自分でも裁断できるのですよ。
しかし、いかんせん量が多すぎ&mm単位の正確さを要求されるので、バシッとプロに裁断してもらったほうがイイと判断、コレも大正解。
細かい指示書どおりにバッチリカットしてもらいました。
ちなみに1カット50円くらいだから安いものなんですよ。
さて、レンタカーでハイエースを借りていざ搬入!
とにかく凄い量になりました。。。
営業前に大量の木材を店内に運び入れます、重~い。。。
当時の頼れるお手伝いさん、スズネちゃんと共に階段を何往復もしてなんとか搬入終了。。。手がしびれる。。。
そしてレコ棚の棚板をつける箇所等にあらかじめ線を引いておきます。
コレもやっておいてよかった!スズネちゃん、グッジョブ!
さて、翌日の昼からいよいよ組み立てにはいります。
そこに召集された精鋭とは誰なのか?!そしてレコ棚は無事に完成するのか?!
続きはまた次回!
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