- 2013-11-28 (木)
- ブラジル情報
さて、リオデジャネイロ後編、サクっとご紹介いたしましょう。
ファヴェーラ宿から歩いてすぐのバール・ド・ダヴィー(Bar do David ,Ladeila Ary Barrozo,66,loja3、Comunidade do Chapel Mangueira,leme)にも今回初めて行けました。
ちなみにリンク先の写真にゆうこ&大輔くんが写ってますよ!
リオのブチキン・ガイド「Rio botequim 2012」で掲載されて以来話題の店です。仁さんブログでも紹介されてました。
撮影:ナオラーダ
ここの名物料理はなんといっても「トロペイロ・カリオカ(Tropeiro Carioca)」!
ブラジルのとても有名なブチキン料理のコンペティション「コミーダ・ヂ・ブテコ(comida di buteco)」で賞を獲得し、ダヴィーが一躍有名店となるきっかけを作った皿です。
豆、マンジョッカ芋の粉、肉類を炒め合わせたミナスの料理フェジョン・トロペイロにケールの炒め物、フライド・ソーセージ&ベーコン、オレンジをトッピングした、言うなれば「おつまみフェイジョアーダ・コンプレッタ」という感じ。
ミナスでは豆はフェジョン・カリオキーニャという茶色の豆を常用するのですが、リオで常用される黒豆を使っているところが「トロペイロ・カリオカ」なんでしょうな。
超高カロリーだけど美味かったナー、ハマった。
ここに来てようやくあの粉の魅力に気づきましたよ。
いやいや、マンジョッカ芋の粉ですよ。
そしてもう1皿、その名も「ファヴェーラ・シック(Favela Chic)」。
リングイッサといろいろフライ&マンジョッカ芋のチップスと2種のソース。
こちらも昨年の「コミーダ・ヂ・ブテコ」で賞を獲得しております。
ゲコ姐さんも言ってたけどネーミングとか盛り付けとかお洒落なんだよなー。
地元の人にとってはこのロケーションもポイント高いんだろうな。
是非ファヴェーラ宿とセットでオススメです!
さて、お次に紹介するのはガヴェア(Gavea)地区の名店。
ガヴェアはイパネマ、レブロン海岸の先、ラゴアという湖の西側のエリアで、キリスト像も割と近くに見えるちょっとハイソなエリア。
これまた仁さんが以前からウマイウマイ激押ししている店であり、リオのグルメ・ガイドでも必ず紹介されているグリル専門店、ブラゼイロ・ダ・ガヴェア(Braseiro da Gavea,Praça Santos Dumont, 116 - Gávea - Rio de Janeiro )。
コチラの名物はなんといっても、ピカーニャ(牛イチボ肉)のグリルとブロッコリー・ライス、バナナのファロッファ、ポテトフライのセット!
どうですか、この肉!
前回の旅行でも来たのですが、とにかく凄いヴォリュームで完食できなかったのですが、今回は大輔&ゆうこ夫婦と一緒だからバッチリ!
ちなみに「ブラゼイロ」っていうのは炭焼き台のこと。
覗きにいったら「おーう、ジャポネース、入ってこいよー」とのことでイロイロ伺ってきましたよ。
陽気なガウソン達、Tシャツまで頂いちゃいました。
さてお次はガヴェアからレブロン海岸、イパネマ海岸と散歩しましょう。
リオのこの空気感はなんとも言えないですな。
海岸通りからお洒落な洋服屋や本屋が並ぶ通りへ。
ウインドウを覗きながら次の店を目指します。
欲しいものいっぱいあるけど、物価高いっす。。。
余談ですがアシックスが凄い流行ってましたよ。
さて、「Rio botequim 2012」で紹介されていたバール・ポパイ(Bar Popeye,Rua Visconde,Piraja 181,Ipanema)というフザけた名前の店を目指します。
イパネマ海岸っていったらそれはもうお洒落な店ばかりなワケですが、こちらのポパイはもう下町ヴァイブスがバンバン出てますよ。
スタンディングの狭いバールですが、カウンターの奥には美味しそうな料理がズラリ、凄い賑わいでした。
マグカップに入った黒豆のスープ「カウド・ヂ・フェジョン」や超大盛りのカラブレーザ・ソーセージ炒め、揚げたてのパステル・・・サッカー中継を横目にみんな生ビールを昼からバンバン飲んでます。
日替わりランチがお得なようで、テイク・アウトでもバンバン売れてます。
2Fが調理部屋になっていて、名物オーナーが怒鳴り散らしながら美味しい料理をせっせと作ってくれています。
スタッフ「カラブレーザお願いしまーす!」
オーナー「カラブレーザには玉ねぎ入れんのかー!?」
スタッフ「あー、今聞きまーす!」
オーナー「早くしろー!!入れんのかって聞いてんだよ、ポーハー!!」
オーナーが怒鳴るたびに下ではスタッフとお客さんが苦笑い。
いいなあ、やっぱりこういう雰囲気が最高!
さて、最後にゆうこちゃんに教えてもらったムケッカの名店をご紹介しましょう。
イパネマとコパカバーナの狭間にあるホテル・アルポアドール・インを目指します。
一見変哲もないホテルですが、玄関を入り廊下を抜けるとそこは、
ビーチに面した絶景のバイーア・レストラン「アズール・マリーニョ(Azul Marinho,Hotel Arpoador Inn - Térreo, Rua Jangadeiros, 10, Ipanema)」でした!
素晴らしいロケーションの中、ムケッカ(シーフードとココナッツミルクのシチュー)、ボボ・ヂ・カマラォン(マンジョッカ芋ピューレとココナッツミルク、エビのシチュー)など堪能いたしました。
夕方から夜がサイコーです。
偶然ホテル・トレドのベル・ボーイと会ってビックリ、「よくここ知ってるね~」だって。
さて、次回いよいよリオの肝心な写真がアップされてない謎が明らかに!
リオ番外編~失望とバス・ターミナルの奇跡~をお送りします。
(なんのこっちゃ)。