- 2018-04-04 (水)
- ブラジル情報
BH(”ベー・アガー”、ベロオリゾンチ)では、とにかく食べ歩き、飲み歩きの滞在ですよ。
まずはBHの歴史に欠かせないバール、Café Palhares (カフェ・パリャーリス)(Rua Tupinambás, 638 - Centro - Belo Horizonte/MG)。
1938年開店の老舗バール。腹ペコ・ミネイロの胃袋を満たし続けてきました。
かつては24時間営業だったんですって。
ここの名物がこちら。
カシャーサの"K"(今はCachacaなので"C"ですね、昔はみんなご飯を食べる前にカシャーサを飲んでいたんですって)、ライス(arroz)の”A"、卵(ovo)の"O"、リングイッサの"L"。
頭文字をつなげて”KAOL"(カオウ)といいます。
コウヴィ(ケール)、ライス、卵焼き、リングイッサ(牛タンや牛モツ煮込みに変更も可能)、豆のファロッファ、トヘーズモ(豚の皮をカリカリに揚げたもの)がワンプレートにドカーンと盛り付けられてます。これを混ぜて食べます。
上からかけてあるトマト・ソースが味の決め手。
まさにミナス飯!って感じです。
しみじみ旨いんだよなぁ。
めちゃくちゃ腹いっぱいになります。
でもそんなに量を食べられない人はつまみ・オンリーでもOK !
リングイッサ。
牛タン煮込み。
一人でフラッと飲み食いするにはサイコーの一軒です。
さて続いて移動したこちらはMocotó(”モコトー”、牛アキレス)スープが人気のバール、Nonô(ノノー)(Av. Amazonas n° 840, Centro Belo Horizonte, MG)。
モコトーも美味しいのですが、自分的には自家製ベーコンが美味かったな、外はカリカリ中はジューシー。
他にもセントロには大衆的な飲み屋が無数にあります。
BHはブラジルで最も人口に対してのバールの数が多い都市なんですって。
僕は1日の終わりに滞在していたホテルの近くにあるバールで酒を引っ掛けて帰るのが日課でした。
特に旨いわけでもないんだけど、いい感じの酒場でついつい寄ってしまうんですよね。いいなあ。
皆さんもBHに行った際は是非いろんなバールに入ってみることをお勧めいたします。
さて、またある日の午後。
エドゥアルド(彼についてはこちら)が自身のスタジオ近くに出店したピザ屋を訪ねるため、BH屈指のおしゃれなエリア・Savassi ”サヴァッシ”にゆっくり歩いて向かいました。
リベルダージ広場。オスカーニーマイヤーの建築も楽しめます。
サヴァッシ中心部の日時計。
アトレチコ・ミネイロのオフィシャル・ショップ"Loja do Galo"もこの近く。
さて着きました。
ここです、エドゥアルドのピザ屋、その名も"Pitza(ピッツァ)1780"(Rua Antonio de Albuquerque 749, Belo Horizonte, Minas Gerais 30112-011, Brasil)。
ブラジルで食べられている”ピザ”じゃなくて、本格的なナポリ風”ピッツア”を手軽な値段で食べてもらいたいというエドゥアルドの新プロジェクトです。
これがめちゃくちゃ美味い!
中に自動で回るターンテーブルを備えたピザ釜(イタリア人と共同開発したらしい)、こだわりの熟成生地、カルニセッカ(干し肉)やチーズなどの美味しいミナス具材のナポリピッツァが食べられるということで大人気です。
しかも注文からわずか5分以内で焼き上がりますよ。
びっくりしたのは、焼きあがった後くるくるっとスティック状に提供するスティック・ピッツァ。
これならテイクアウトして歩きながら食べるにも便利ですよね。
この後、エドゥアルドと共に向かったのは彼の最近のイチオシ店"Cervejaria Seu Romão(セルヴェジャリーア・セウ・ホマゥン)"(Rua São Romão, 192 - Santo Antônio)
手書きのメッセージがいいですね、”Comer é uma necessidade, cozinhar é uma arte(食べることは必要な事です、料理は芸術です)”。
ここ数年ブラジルでも空前のクラフト・ビール・ブームが来ているんですが、ここでは店主が厳選したスタウト、ピルスナー、IPAなど様々な種類のクラフト・ビールを飲む事が出来ます。
そしてここのフェイジョアーダがこれまためっちゃ美味い。
エドゥアルド、オーナー夫婦とパチリ。
大満足の午後でしたが、夜は夜でまた飲みに行きます。
Blenの常連であり、同じくセレッソ大阪のサポーター仲間の友人マルコがミナス出身なのですが、その弟たちと飲む約束をしていたのです。
というわけで、いつも色々な情報を教えてもらっているWillie Whopperさんお勧めの"Choperia Pinguim(ショッペリア・ピンギン)"(Rua Grão Mogol, 157 - Carmo Sion - Belo Horizonte/MG )で待ち合わせしました。ここもサヴァッシですね。
生ビールを飲み干すや否やジャンジャン持ってきてくれる老舗のビアホール。
お洒落です。
彼らと無事乾杯を済ませ、話に花が咲き、ビールも進む、進む。
今度は彼らのお勧めのバールへ移動です。
"Fornada(フォルナーダ)"(Av. Álvares Cabral, 241)
タワー型の生ビールがジャンジャン進みます。
この時期(7月下旬)のBHの夜は結構冷えるのですが、ビール、ビール、ビールですよ。
そして3軒目。
人気店"Café Cultura Bar(カフェ・クルトゥーラ・バー) "(Rua da Bahia, 1416 - Lourdes)
寒くったって、やっぱりみんなオープンエアーが大好き。
最後はこの後サリーナスへ行く僕のためにカシャーサ”サリーナス”で乾杯。
そして撃沈、ベロベロです、、、
サイコーの夜でした。
次回に続きます。